浮気調査格安は要注意!?東京都Nさんの3つの悲劇
格安業者を選ぶリスク。
浮気調査となると、どうしても費用が高いですよね。
調査期間が2、3日だけで2~30万円ぐらい請求されることはザラで普通はなかなか手が届かないです。
だったら、できるだけ安いところがいいなぁーって人間なりますよね(笑)
それでネットで検索して、他社と比べて格安のところを見つけると「よっしゃ!」と喜ぶ気持ちも分かります。
でも、はっきり言ってその基準で探偵事務所を選ぶと、かなりの確率で後悔するかもしれません。
浮気調査を格安にしたことでひどい目に遭ってしまう方が残念ながらいるんです。
「格安」の業者がいかに危険なことなのか、、、3つのリスクを知りたい方は読み進めてください。
そもそも浮気調査にはどのぐらいのお金がかかっているの?
そもそも浮気調査は「高い」というイメージがありますよね?
ぼったくりだという人もいます。
でもそれって本当に「ぼったくり」なんでしょうか?
探偵事務所の利益率って高いと思うかもしれませんが、意外なことにけっこうギリギリなんです。
「探偵」という仕事上、下記費用がどうしても掛かってしまいます。
人件費:主に給料。
宣伝広告費:ホームページの作成・運営、情報誌への掲載費。
設備費:カメラやGPSなどの設備にかかる費用。
交通費:ガソリン代や各交通機関にかかる費用。
これだけの費用を差し引くと、探偵事務所の利益率は売上の30パーセント程度しかないと言われます。
つまり、30万円の売り上げであればわずか10万円の利益です。
これって飲食業と変わらないですよね?
しかも、探偵は不規則な仕事であまり割のいい仕事ではありません。
ということは、通常30万円かかるところを、例えば半額の15万円で契約できる探偵事務所があったとしたらどう思いますか?
確実に何かがおかしいんです。
そして次に説明するNさん(東京都)のような悲劇を生みます。
東京都Nさんの3つの悲劇
Nさんは東京都に住む専業主婦です。
赤ちゃんがお腹の中にいたのですが、どうも最近夫の様子がおかしい。
急に残業が増えて帰りが遅くなったり、週末の出張が増えてきました。
一度近所の方から「旦那さんに似ている人を見た」と言われたこともあります。
しかも言いづらそうに「若い女性と二人で・・・」と付け足されたそうです。
帰宅した旦那さんにそのことを問いただしても「後輩の女の子と外回りの営業をしていただけだよ」と一蹴。
あまりにも怪しいので、Nさんはネットで検索して「格安」で浮気調査をしてくれる探偵事務所に相談を決意しました。
と言っても近くのファミレスでの相談となり、事務所に行くことはありませんでした。
追加料金は発生しないという言葉も契約を後押しして、どうしても夫の浮気を確認したいNさんは3日間の調査で15万円で契約しました(契約書は作成されませんでした)。
お金は社会人になってから貯めていた貯金で支払ったそうです。
さらに追加での調査が必要と言われた
3日間の調査終了後、言われたのは
「残念ながらこの3日間では有力な証拠を収めることができませんでした」
でした。
そして間髪入れずに
「あと2日間ほど追加での調査が必要です」
と追加調査の打診をしてきたそうです。
最初の調査ですでに15万円支払うことが確定しています。
ここまで来たら証拠を手に入れるまではNさんは引くわけにはいきませんでした。
そこで追加で10万円の調査を泣く泣く依頼することに・・・
(他に相談できる人がいれば追加調査は避けられたかのしれませんが、浮気調査のことを相談できる人もおらず・・・)
調査報告書がなくあまりにもお粗末で愕然
追加での二日間の調査後、再びファミレスに。
そこで調査報告書なるものをもらえると思ったのですが
「残念ながら追加で調査した二日間も空振りです。旦那さんは怪しい行動はまったくしておらずタイミングを見誤ったようです」
とのこと。
写真も映像も調査報告書の提出もなく、ひどくずさんなものでした。
Nさんがこんな調査では意味がないと言うと
「浮気調査はタイミングが合わないと空振りに終わってしまうことが多いので」
の一点張り。
普段からこの言い訳をしているのか、とても言い慣れているようだったそうです。
「追加調査も可能ですが」
とまた追加調査の打診をしてきたそうです。
追加料金が発生していた
最初の3日間と追加の2日間ですでに合計25万円という大金になってしまいました。
Nさんはこれ以上の追加はもう金銭的に厳しいと判断して「もう結構です」と回答
「そうですか、お力になれずすみません」
と言いつつ業者が出してきた請求書はなんと45万円!!
「どういうことですか??!」
とNさんが言うと
「旦那さんを尾行の最中に見失わないように、調査員2名のところを4名で対応せざるを得ませんでした。そのため追加での料金が発生してしまったんです」
と平気な顔で言ってきたそうです。
「聞いてません!!!」
と言っても
「最初にそう言っておきましたが」
と返答。契約書も作成していないので証明もできません。
Nさんは粘りましたが
「本当は交通費も別途かかっているのに、格安にしてあげているんですよ?」
とあくまで強気の態度。
旦那の浮気の疑いや詐欺にあったことで、もう精神的にどん底のNさんは泣き寝入りをするしかなく支払ったそうです。
Nさんの事例を見て
すべては「格安」という言葉に踊らされてしまったのが悲劇の始まりです。
私は断言したいですが、他社に比べて明らかに安い費用をうたっている探偵事務所は大抵詐欺です。
まっとうな探偵事務所や興信所であれば、最初から「これだけお金がかかってしまいます」とある程度高額でも誠実に提示をしてきます。
この記事を読んでいる方にはNさんのような悲劇には逢ってほしくないです。
※悪徳業者を見分けるには「浮気調査の相場と悪徳業者を見分ける3つの方法」も併せて読むと効果的です。
最後に
この記事で伝えたかったことは
「探偵事務所に依頼するときは格安業者は避けて、まっとうなところを選ぼう」
ということです。
安いには理由があります。
下手に「安い」という言葉に踊らされて後で痛い目に遭うなら、最初からある程度払う覚悟を決めてまっとうな業者に依頼をしたほうが安全です。
そして本来の目的でもある「旦那の浮気調査」も無事に遂行されます。
どうか格安という言葉に騙されないように、ご自身で冷静になる目を持ってください。