浮気調査相場は?探偵事務所の3つのおすすめ料金体系
2017/03/25
もっと費用を安くできたのに。
もう3年前になる。
夫が浮気をしている証拠を得るために探偵事務所に依頼をした私。
そしてやはり夫は「クロ」ということが判明した。
その後、まだ3歳になる子供のためにももう一度やり直していくことを二人で話し合った。
今は幸せな毎日なので結果としては良かったと思っている。
だが、たまたま同じように旦那の浮気に悩んでいた友人のAさんも最近探偵事務所に依頼した。
汚い話だが、私よりもあまりにも費用を安く抑えていて驚いた。
一体何が違ったのだろうか。
浮気調査を探偵に依頼した場合の相場は?
浮気調査を探偵に依頼するなんて誰もが経験することではない。
そのため社会の中で探偵という仕事があまり表立っておらず、相場は一体いくらなのか不明だ。
だが一般社団法人東京都調査業協会が今から約10年ほど前にある画期的な調査を行った。
内容はストレートに東京都内の探偵事務所や興信所に「浮気調査の料金相場」を調査して情報をまとめたのだ。
その調査によると、調査員が2名で15,000~20,000円(2名で1時間あたり)が相場になる。
これは私が依頼した時の費用と近いので違和感はない。
トータルでの費用相場は20~45万円ぐらいになるそうだ。(私は40万円支払ったのでギリギリ平均値内と言ったところか)
ただし、置かれている状況によってはもっと費用を抑えられる方法が実はあるそうなのだ。
探偵業の3つの料金パターン
探偵業には大きく3つの料金体系がある。
「時間料金タイプ」、「パック料金タイプ」そして「成功報酬タイプ」だ。
時間料金タイプ
3つのタイプのなかでも一番シンプルで分かりやすいのがこの時間料金タイプ。
一時間あたり調査委員一名の費用がいくらと決まっているので、最終的な料金がいくらになるのか明確になる。
探偵事務所の多くは、報酬が一番安定するためこの料金体系を採用している。
パック料金タイプ
ある決まった時間の調査を行い、そこ間にかかった人件費や交通費などの経費、調査報告書作成料などをこみこみにしたパック料金。
例えば10時間でいくら、20時間でいくらといった感じで決まっていて、時間料金タイプよりも一時間あたりの値段が安くなる傾向にある。
もしもすでに夫(妻)がだれとどこで浮気をしているなどの周辺情報が分かっている場合はパック料金がおすすめ。
情報もなにもなくゼロから調査を始めるという場合には、時間料金のほうが最終的には安く済む場合が多い。
成功報酬タイプ
成功報酬タイプはまず最初に着手金をある一定額払う。
残りの報酬は文字通り「成功」した場合にのみ支払いの義務が発生するというものだ。
ただし、気をつけたいのはこのタイプはもめるケースが一番多い。
おススメしたいのは事前に「成功」の定義をしっかりと双方で確認をしておくことだ。
そうでないと探偵事務所側が「浮気の事実はないので成功」と主張してくることも。
クライアントからすると、それは成功ではなく「浮気の事実が確認されなかっただけ」ともとらえられる。
何を持って成功とするのか、この点の話し合いを十分にしておくことでこのトラブルは避けられる。
シチュエーション別おすすめ料金タイプ
何も情報が無い場合:時間料金タイプ
Aさん曰く、夫(妻)の浮気について疑いはあるけど相手は誰でどこで逢っているかなどの情報が無い場合は、「時間料金タイプ」がおすすめだそうだ。
何も情報が無い状態から調査を始めると、「誰とどこでいつ逢っているのか」を調べるだけでも時間が非常にかかることがある。
そのためパック料金にしてしまうと、10時間、20時間など決まった時間内で有益な情報を集めきらない場合、追加でお金を払って調査をする必要が出てくる。
できるだけいつ頃浮気相手と逢っていそうかのめぼしぐらいはつかんでから探偵には相談したい。
だが、夫(妻)に調査がバレるとそれ以上調査がし辛くなるので無理はしないようにしたほうが賢明だ。
ある程度情報が集まっている場合:パック料金タイプ
逆にある程度「誰と・どこで・いつ」の情報が分かっている場合は、パック料金がおススメとのこと。
理由はすでに周辺情報が整っているので、大体いつ頃にどのあたりを尾行をすればいいかが分かるので割と短時間で完了する傾向にあるそうだ。
目安を挙げるのは難しいが、もしも「誰と、どこで、いつ」がはっきりとしている場合は、10時間パックでも時間内に調査完了をさせることが可能とのことだった。
私の失敗
私の場合、GPSロガーを使って、ある程度旦那が休日どこに行っているのかを把握していたので、パック料金タイプでも良かった。
だが、探偵への依頼は初めてで感覚が分からず、時間料金タイプにしてしまい、実は調査自体は20時間程度で完了してしまったのだ。
もしも20時間パック料金タイプにしていれば2万円は安くできただろう。
ちなみにそもそも探偵選びを間違えて悪徳業者を選んでしまうと、大きな支払いが発生することがある。
「浮気調査の探偵の選び方 10のコツ」を読めばどのように探偵を選べばいいかが分かる。
まとめ
自分と夫(妻)の状況によって、どの料金体系が一番お得になるのかを見極めることは非常に大切だ。
費用が数万円単位で変わってくるので大きな違いとなる。
まずは今ある情報を整理して、欲しい情報があと何時間ぐらいで揃いそうかを探偵事務所と相談してみることをおすすめする。