浮気調査費用の相場と悪徳業者を見分ける3つの方法
騙されてはいけません。
浮気調査の費用は各業者が自由に設定しているのが現状です。
ですが、見積もりからはかけ離れた高額な費用を後から請求してくる業者がいるのも事実。
そんな業者に騙されるのだけは避けてほしいです。
まずは浮気調査の費用相場を見てみましょう。
被害の多い「調査引き延ばし」と「水増し」
浮気調査の費用請求で一番ある被害のパターンは調査の「引き延ばし」と「水増し」です。
まずは「引き延ばし」ですが、料金体系が時間によって変わる仕組みになっていると、できるだけ調査を引き延ばして請求額を増やそうとしてきます。
もう調査はほぼ完了しているのに「あともう少し日数が必要ですね」とウソをついてくる業者もあるので、相当気をつけないといけません。
また、「水増し」も常套手段で、「調査員が3名いる」と言っておいて実は1名しか稼働していなかったり、必要以上の調査人員で調査をして費用を高くする方法です。
こういう業者の餌食にならないためにも、定額料金(後からの水増し一切なし)を提示している探偵事務所を選ぶべきです。
ただし、HPや看板で「定額料金」とうたっていたのに、あとで別途費用の請求が発生するような怪しい業者もあるので注意をしてください。
浮気調査の平均金額っていくらぐらい?
こちらの表を見てください。
こちらは、東京都調査業協会が2005年に都内の業者に調査した際のデータです。
情報ソースは少し古いですが、約10年前に比べて料金設定自体は大きくは変わっていないので参考にしてみてください。
1時間あたりの費用(諸経費は別で且つ調査員2名分)ですが、全体の9割が10,000万円~25,000万円未満の費用を提示しています。
また、こちらの図もご覧ください。
諸経費の内、車両費は約50パーセントが一日あたり1~2万円です。
最後に、上記表で車両費を無料と回答した業者(47%)についてこちらのデータを見てください。
1時間あたりの費用(諸経費は別で調査員1名分)は約50パーセントが15,000~25,000万円です。
もしも今あなたが業者から提示されている見積もりが著しくこれらの料金よりも高い(1.5~2倍以上)の場合、悪徳業者の可能性があるので十分に気をつけてください。
次に悪徳業者の簡単な3つの見分け方を見ていきましょう。
悪徳業者を見分ける3つのコツ
ホームページ等で異常に安い料金を提示している
ホームページ等に他社に比べて異常に安い料金を提示している業者は怪しいです。
彼らはその以上に安い料金で釣り、後で水増し料金や調査の引き延ばしをしてくる可能性が高いです。
まともな探偵事務所であれば調査員の人件費はもちろん、新人の教育、機材のメンテ・購入などでお金がある程度はかかるのが当然。
それなのにあまりにも異常に安い料金を提示している業者には、裏のからくりがあると思ってください。
事務所が存在しているのか
詐欺業者の特徴として、HPなどでうたっている住所に事務所がない場合が多々あります。
怪しいな?と思ったら事務所での相談が可能かを尋ねてみてください。
もしもそこで渋って近くのファミレスでと言われれば、疑ってみたほうが賢明だと思います。
無料相談で契約を強要してくる
無料相談とうたって顧客を釣る方法です。
いざ相談に来るとなかなか帰そうとはせず「こうしている間にも浮気相手との関係が親密になってしまいますよ」や「今ならまだご主人を取り戻せるかもしれないですよ」などと言って契約を強要してくる業者はアウトです。
こういう業者は黒の可能性が高いので絶対に安易に契約はしないで、その日のうちに契約はしないで「一度家に帰って考えます」を押し通したほうが賢明です。
恐らくこういう業者は調査内容もずさんで証拠になりえないレベルのものを最終的に提示してくるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
浮気調査を依頼している方はその感情の不安定さからついついこういう怪しい業者と契約してしまいがちです。
この記事を読んでいただいて、少し冷静になっていただけたなら幸いです。
今、提示されている見積もりや先ほどの悪徳業者にありがちなポイントについて再度確認をしてみてください。
このような業者に騙されては本当に時間とお金が無駄になってしまいますし、最後には浮気現場の証拠もとても裁判で使い物にならないものを平気で提示してくる場合が多いです。
十分に注意して業者選定をしてくださいね。